LA VITA SINGAPORE

心と魂の癒しをあなたへ

Happy Deepavali!

Happy Deepavali!

午前中は晴天、そして夕方にスコール、といった雨季のシンガポールのひとみーなです。

昨日は、リトル・インディアに出していたカウンセリング・センターの出店の撤収のお手伝いに行ってきました。アーケードの一区画なのですが、扇風機しか回っておらず、たった数時間の作業でも、もう汗だくでヘロヘロ。こんな暑い中、毎日募金活動をして回っている仲間たちの体力、すごい。私にはできません・・・お陰様で、多くの住民・観光客の方に募金をしていただき、「自殺防止」啓蒙活動・実際のクライアントのヘルプに使用させていただきます。

さて、
今日はインド人のお正月、Deepavali で、数少ないシンガポールの休日。
私は、たっぷり瞑想し、猫たちとまったりし、そして執筆に勤しんだ1日でした。おっと、今日は昼寝を忘れた(笑)。

インド人系の方々は、今日は親戚廻りをして、皆でお祝いするそうです。今日のために、カラフルなサリーやパンジャビ・スーツ(民族衣装)を新調します。

私がシンガポールを好きな理由の一つは、文化の共存。
シンガポールには、中華系、マレー系、インド系、そして外国人が暮らしています。
宗教も、仏教系、キリスト教系、イスラム教、ヒンズー教、その他諸々が共存しています。

それぞれの文化を尊重し、ある通りには、仏教系お寺の隣に、キリスト教会、その隣にはサイババ・センター(インド系)が立ち並び、それぞれ邪魔していないのです。もちろん、モスクもたくさんあり、イスラム教信者たちは年に一回、約1ヶ月、断食(夜明けから日没まで)を行います。会社勤めや学校に通っている子供達も、ランチは食べないし、水も飲みません。また、宗教によって食べられないものもあるので、仲間でランチをするときは、そういった人に対して配慮を怠りません。

他の文化や思想に寛容な国。
シンガポールの休日は、キリスト系休日(イースター、クリスマス)、イスラム系休日(ハリラヤ・ハジ、ハリラヤ・プアサ)、インド系休日(ディーパバリ)、中華系休日(旧正月)、そして、全世界的な休日(レイバーデー、ナショナルデー、元旦)くらいです。少ないですが、国民のそれぞれの文化を重んじている様子がわかります。

加えて、肌の色も違う。でもそれに対して、誰も何の偏見もなく、普通に暮らしている。

深く話したら、それぞれ、宗教の違いや育った家族の違いにより、 人生観、死生観等々違うのですが、それはそれで、「アリ」なんです。

何が言いたいかというと・・・
人は、それぞれ生まれた環境も、育った環境も、今までの経験も違います。

そういった環境や人生経験で培ってきた自分の「正義」や「信条」があるでしょう。
自分以外の他の人にもあります。
同じ親に育った兄弟姉妹だって、親との関係性も違えば、学校や社会経験も違って、性格が違うのも当然。
それは、自分の考えと違うかもしれない。
それを否定せず受け入れる、アドバイスはすれども、そういう考えもあるのかと、他の意見も受け入れる、
そんな寛容な心を培えれば、もっと生きやすくなるのかな。

そんなことを考える、ディーパバリの夜でした。

今週の残りの日々、寛容な日々を過ごされますよう・・・Ciao!

About The Author

Hitomi Sano
La Vita Counselling & Spiritual Care代表
佐野 仁美 | Hitomi Sano

心理カウンセラー・サイコセラピスト
バッチ財団登録 プラクティショナー(BFRP)
スピリチュアリスト・ミディアム&ヒーリング・ミディアム
通訳・翻訳(金融、企業法務、心理カウンセリング、スピリチュアル全般)
英国Supiritualists’ National Union (SNU) 正会員, SNU 認定ヒーリング・ミディアム

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