LA VITA SINGAPORE

2018年クリスマスの奇跡:父への祈り (3・終)

2018年クリスマスの奇跡:父への祈り (3・終)

長々とお付き合いいただきありがとうございました。
みなさま、ハンカチ、いや、タオルのご用意を!(冗談半分・・・)
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先日の浜じいとの別れの際のこと。
駅の改札まで見送っていただいて、私は何故か、涙が止まりませんでした。
何故だろう。
数駅過ぎるまで、ずっと泣きっぱなしでいた。
何故でしょう。
今でもわかりません。
浜じいには、もっとずっと、いろいろ教えてもらいたい。
今でも、そう願っています。

また、この原稿のドラフトを空港・機内で書いていたのですが、そこでも涙が止まらず。

相当怪しい人に見られたことは、間違い無いです(笑)。

そして、
浜じいと私のコラボのヒーリングの翌日から、奇跡が起きました。

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翌朝、父は、眼が覚めると、ゆっくりベッドから起き上がりました。

まずこれが、第一の奇跡。

この3ヶ月、自分でベッドから上半身を起こしたことがなかったのですから!
私と母は、目を疑いました。

そしてその日から、次々に、奇跡が。

父は、ゆっくりと立ち上がり、1.5メートル先のソファーまで移動しました。ゆっくりとゆっくりと。

もう、「クララが立った!」(古いですね)ような、私たちにとっては、衝撃的な出来事。

そして、次の日は、10メートル先の、トイレに向かい始めたのです。
母は驚きと喜びで、もう大変。そして、疑惑。「何故?あんなに数値が悪いのに?」

ここ数ヶ月、オムツの付け替えで苦労していた母としては、父が自発的にトイレに行ってくれるということがどれだけ嬉しいことか。

それだけではなく、そのあと、楽しそうにご飯を食べたり、テレビのリモコンも積極的に変えたり、自分で薬を飲んだり、

そして、長年(十数年間)使えなかった右手で、毛布をつかんだり、シャツの左袖を降ろしたり・・・ベッドに横になって腕枕しながらテレビを見るさまは、まるで健常者のよう。今まで、右手に触れるだけでとても痛そうにしていたのに。

以前であれば、「おはよう」と声をかけないと、「おはよう」と返してくれなかったのですが、今や、こちらから話しかける前に、「おはよう」と話しかけてくれます。

もう、なんでしょう、なんと言ったらいいのでしょう。
難しかった双方向のコミュニケーションが、できる。
言葉の数は、相変わらず少ないですが、でも、気持ちのコミュニケーションができる。
今までしんどかったトイレまでの歩行が、できる。
どんな薬でも、どんな医療でも、どうすることもできなかったことが、目の前で繰り広げられている、その驚きと喜び。

私と母は、これを「奇跡」と呼びました。

魂も、人間全体の一部であり、魂を癒すと、精神・感情そして身体まで癒されます。

神様(そう呼ばれる、宇宙の創造エネルギー)は、私たちに奇跡を見せてくれました。

この父の著しい回復は、一時的なものかも知れませんし、そうなる可能性も高いでしょう。でも、こうやって、私たちにその霊界の叡智を見せてもらいました。そして、母と私に、喜びと希望を与えてくれました。

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奇跡は、いつも起こるとは限りません。皆に起こるとも限りません。それは、霊界のルール(Devine Rule)に則って行われます。

物理的世界では達成できない、理屈や理論では不可能とされていることが可能となる、奇跡。これは、別のエネルギーのなせる技。波動。霊的波動。奇跡を体験したら、その人には、実は責任が生じます。詳しいことは、山村氏の本にありますので、ご興味のある方は是非読んでみてください。

私はこの奇跡を受け、このスピリット・ワールドが存在すること、人間はこの物質世界だけで生きているわけではないことを、そして、この奇跡がもたらしたもの、人智を超える霊界の叡智の存在を、伝えていくという決意を新たにしました。

今回の一時帰国で、私たち家族は、数日でも、共に楽しく穏やかな日々を過ごしたという良い思い出を胸にすることができました。

父の余命は、どれだけ残っているかわかりません。
あと数日かも知れないし、数週間、数ヶ月・・・

帰国最終日、実家を出るときに、父と最後のお別れをしました。
これが、本当に最後のお別れかも知れません。
でもまた会えるかも知れません。
神のみぞ知る。

家を出る前に、父に「シンガポールに帰るからね。またね。」と言いました。
父は、最初は理解できていないようでした。
母と私で説得し、やっと理解してくれた時のその顔を、忘れません。
驚きと、悲しみと。

後日談ですが、タクシーに乗り込んだ私を見送った母が家に戻ったら、
父が泣いていたそうです。
悲しい、寂しいという感情が現れたのも、奇跡。

きっと、また会えます。

日本に帰って、介護すればいい、という意見もあるでしょう。
でも、それは既に家族の中で話し合っていることであり、だから私は未だシンガポールにいます。そこに至るまでの経緯はここでは書きませんし、書いたら長くなるので、言い訳的に書くつもりもありません。私たち家族が、こういう試練の元に生きてきている、そしてそれに前向きに対処していっていると思っていただければ幸いです。一人一人、別の人生のテーマがありますから・・・

人は、肉体を失ってもその魂は存在します。
それは、私たちミディアム(霊媒)が、それを証明します。
そして、私たちスピリチュアルヒーラーが、肉体を含めあらゆるヒーリングをサポートします。

父は、肉体は不自由していますが、その魂は、その間に起きた全てをわかっていると思います。
そして、そもそも私たちも霊的存在であり、一時的に肉体に宿っていることを教えてくれるでしょう。加えて、何故私たちが霊的存在なのかも。

少しでも、この世界に興味を持っていただけるとありがたいです。

長々とこの話にお付き合いくださり、ありがとうございました。

神様(大神霊、アラー、梵天、whatever it is called)、 ヒーリング・ガイド、そして、浜じいと、ここで関わった全ての方々に、感謝を込めて。

About The Author

Hitomi Sano
La Vita Counselling & Spiritual Care代表
佐野 仁美 | Hitomi Sano

心理カウンセラー・サイコセラピスト
バッチ財団登録 プラクティショナー(BFRP)
スピリチュアリスト・ミディアム&ヒーリング・ミディアム
通訳・翻訳(金融、企業法務、心理カウンセリング、スピリチュアル全般)
英国Supiritualists’ National Union (SNU) 正会員, SNU Trainee Healer

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