久しぶりのボランティア、再開
こんばんは、ひとみーなです。
今日は久しぶりに The Salvation Army – Kids in Play《救世軍》のボランティアに行ってきました。
このボランティアは、コロナ禍前は毎月のように参加していたのですが、昨年は土曜日に講座等が入っていることが多かったため、1回くらいしか参加できていませんでした。今年はひょっとしたらもっと参加できるかもって楽しみにしています。
この団体には大学院カウンセリング学科在学中の2017年ごろにインターンとしてこちらにお世話になってました。
このプログラムは、親が刑務所服役中というかなり特殊な状況にいる5歳から17歳の子供たちを、ゲームや工作を通して心理的にサポートし、年に2回、実際に刑務所にいる親に会う準備をするというものです。参加できる受刑者は約1万人の中から二百人程度、ある意味、模範囚的な人たちばかりで、塀の中からどうやって子供達をサポートできるかという講義を数回受けて初めて子供達に会えます。受刑者にとっても社会復帰、家族再構築を図る最高のプログラムとなっています。コロナ禍前は、その親子の再会シーンに何度も立ち合い、その愛の深さに涙したことも多々。インターンを終えて以降、細々とサポートさせていただいています。
いつもは5歳から7歳までの最年少グループと遊び学んでいたのですが、今回は人数が足りないということで、12歳から14歳グループに緊急に移動させられました。今日のテーマは、「自分は何を思っているのだろう、どんな人間なんだろう」というもの。さすが、中学生。成長にあったテーマが与えられているな、と思いながら、計16人のグループ中、私の担当は男子二人、女子二人の四人で色々話しました。
今日、驚いたことは二つ。
まずは女子2人。この子達は一卵性双子で、そのうちの一人は、「私は中学校のロールモデルなの。みんなのお手本なの。毎日生徒を代表し、号令をかけてるし。」 すごいですよね、親(おそらく父親)が受刑者だっていうことが知られているかもしれないのに、自分は優等生でいてしっかりしなければいけないという責任感がある。周りの目を気にせず、しっかりと自分を持って生活をしている、その芯の強さに感動しました。
そしてもう一人は男子の1人。どこかで見たことがあると私が感じたこの子は、おそらく、私がインターンを始めた頃に最年少グループにいた子。つまり、7年もこのプログラムに参加していたということになります。つまりつまり、それだけ長い期間、パパが刑務所にいるということになります。この子はプログラム中、とても素直で積極的に参加してくれています。こんなに真っ直ぐにいい子に育っているんだ・・・と、改めて驚きました。
子供たちの真っ直ぐなポテンシャルを感じた1日でした。
どんな状況にあっても、真っ直ぐに生きる力が備わっているのだな、これは魂の力なのか。
私たちはいろんな人の目に晒されて生きています。でもそれはそれ、これはこれ。魂の成長は、地上生活とは別のところで働いているかもしれません。この子達と関わることで、私も純粋な気持ちをもっと気づけそうな、そんな一年になればいいなと思います。
それではまた!