「霊界を信じる自分」を信じる
こんばんは、ひとみーなです。
安斎妃美香さんと一緒に活動をしている「スピリチュアリストの集い」で、毎月1回サンデーサービスをしております。
今月、私は「アドレス」の担当でした。アドレスとは、スピリチュアリズムのフィロソフィー(地上・霊的人生哲学)のお話になります。サンデーサービスに出られなかった方で、きっとこのお話が必要な方がいるかと思い、内容をシェアさせていただきます。
来月のサンデーサービスは5月18日です。ゲスト・デモンストレーターに、AFCジャパニーズ・ウィークの講師、ドナ・ベイカー先生をお呼びしています。詳細はこちら→https://www.spiritualistsgathering.com/event
どうぞよろしくお願いします! それではアドレスをどうぞ。
「このようにアドレスする機会に感謝します。
今日は何のお話をしようかとずっと悩んでいました。今日は、信じる、と言うことをお話ししようかと思います。
私も若い頃は占いとか大好きでした。占いサイトにアクセスして、1000円とか課金して、私の運命の人はいつ現れる?なんてやってましたね。きっと、この中にもお好きな方、いらっしゃでしょうね。今日のお話は、そんな占いとか、友人のアドバイスとか、誰か他人が言うことを信じる、と言うことではないです。
先週、ミディアムシップのご相談を受けたんです。その方は、「自信がないんです」とおっしゃったんです。私は本当に繋がっているのかって、自分が見たもの、感じたものが本当なのか、自分を疑ってしまう、どうしたらいいのかと。このような悩みは、もちろん私も持っていました。おそらくこちらにいらっしゃるミディアムさんのほとんどが感じたことがあるかもしれませんね。
霊界が、愛する故人が伝えてきてくれることを信じてあげる、そしてそう信じる「自分」を信じてあげること、それが大事なんです。せっかく故人がエビデンスを伝えてくださっているのに、愛あるメッセージを伝えてくれているのに、それを私たちが疑うなんて、違いますよね。でも、私たちは未熟な人間。疑ってしまいますよね。自信がない、というのは、自分を信じていない、霊界を信じていないことになってしまいます。ミディアムは、霊界を信じる自分を信じる、と言うことが必要です。それが、自信にも繋がってくるでしょう。自信、って自分を信じる、って書きますよね。
愛する人を亡くして、お辛い気持ちをお持ちの方もこちらに多くいらっしゃいます。魂は死後も存続する・・・頭では理解できても、心が追いつかない。記念日だったり、もうすぐゴールデン・ウィークも来ますよね。きっとたくさんのご家族の良い思い出をお持ちかもしれませんね。でも、その日々が戻らないことに、愛する人の肉体がそばにいないことに、孤独や寂しさを感じられることでしょう。でも、愛する人は、いつもそばにいるんです。私たちが楽しんでいたり、喜んでいたら、愛する人も一緒に楽しんで、喜んでいるんです。私たちが、悲しんだり泣いたりしていたら、愛する人もそんな私たちを見て、ここにいるんだよ、気づいてよ、と言いながらそばにいてくれているんです。
それは、愛する人がまだ生きていてそばにいるということを信じきれていない、信じたいけれど信じられない、疑ってしまう、そんな私たちを見て、愛する人たちは、信じてよ、僕はここにいるよ、と言っているんです。
愛する人が生きていると言うこと信じる自分を信じる、と言うことをしてみませんか?それは、自分のためでもあり、そして愛する人のためでもあります。きっと、本当に喜んでくれるでしょう、もっとそばに感じるかもしれません。
そしてもう一つ、信じてもらいたいものがあります。
それは、私たち一人ひとりをいつも見守ってくれている存在。指導霊とかスピリットガイドとかガイドスピリットとか呼ばれますが、呼び方はどうでもいいです。ご先祖とかとは違います。私たちよりももっと成熟した愛の存在、光の存在、と言ってもいいかもしれません。
スピリットガイドは、いつも私たちの魂の成長を願ってくれています。私たちがどんなに間違っていても、決して見放すことなく、私たちの決断を尊重し、見守ってくれています。私たちがどんなに辛い思いをしていても、常に愛を持って寄り添い、私たちが乗り越えていくのを全力で応援してくれています。
私たちは決して一人ではないんです。次元の違うスピリット・ワールドには、愛する人も、スピリット・ガイドもいます。そのスピリット・ワールドは、空の高いところにあるのではなく、ここに、この地上と同時に存在するんです。そして、私たちをいつも見守ってくれています。辛かったら、スピリット・ガイドに「辛いんです」と、迷っていたら、「答えが知りたいんです」と祈ってみてください。スピリット・ガイドは聞いてくれています。絶妙なタイミングで答えをくださることでしょう。なぜなら、私たちのことを愛してくれているから、私たちの成長を助けてくれているからです。
愛する人の存在、スピリット・ガイドの存在を信じてみませんか?そしてそれを信じようとする自分を信じてみませんか?自分のために自分を信じるのではなく、愛する人やガイドのために、自分を信じる。
今はちょっと難しいと言う方もいらっしゃいますが、この信じる気持ちをいつか実感できた時、また新たな扉が開くかもしれません。
最後にシルバーバーチの言葉の一説をご紹介します。
「自分が決して宇宙で一人ぼっちでないこと、いつも周りに自分を愛する霊がいて、あるときは守護し、あるときは導き、あるときは補佐し、あるときは霊感を吹き込んでくれていることを自覚してください。そして、霊性を開発するにつれて、宇宙最大の霊、すなわち神に近づき、その心と一体となっていくことを知ってください。」
信じる、と言うお話、いかがでしたでしょうか?皆さんの心に魂に、ちょっとでも残ったらいいな、そう思っています。
どうもありがとうございます。」