[本の紹介] 波動医学と魂のバイブレーション（１）

こんばんは、ひとみーなです。

シンガポールではF１のナイトレースが行われているこの週末、いかがお過ごしですか？　今週水曜日から１週間、レースの行われるマリーナベイ近辺の道路は封鎖され、バスも路線変更されます。一昨年まではその近くのビルで働いていたので、非常に不便をした記憶がありますが、今はもうそのあたりに用事はないので、近づきません（笑）。

さて、今日は、読みたてホヤホヤの本の紹介。あ、ネタバレ注意（笑）。

「永遠の生命を手に入れる方法—医療と祈りをつなぐもの」統合医療「クリニック徳」院長・ウィスコンシン医科大学教授　高橋　徳　著

今年英国AFCで知り合ったFBフレンドの投稿の中でこの本をお勧めしていて、私はタイトルを見てすぐさまAmazonで、ポチ。

本日届いたので、早速読んでみました。そんなに分量はないので、すぐ読み切り。

この著者の方は、神経ホルモンの一つ「オキシトシン（幸せホルモン）」の研究者で、そのオキシトシン分泌を図る事象を検証しています。例えば、母性・パートナーとの良い交流・社会的奉仕活動という「利他」的行動（反対語は、利己主義）だったり、「祈り」や「瞑想」だったり。

相対するホルモン「パゾプレッシン」（個体の生命維持のために「生体の恒常性」を守る）との比較が、非常に面白かったです。利己的に行動するときに分泌されるホルモンと、利他的に行動するときに分泌されるホルモン。

特筆すべきは、第一章の彼の「死生観」。

医者でありながら、現代の、肉体の延命を前提とした医療のあり方に疑問を持ち、そして、魂の永続性と進化を簡単に説明しています。

あと、宗教比較。宗教比較の本はたくさん読みましたが、この本は非常に分かりやすいですし、オキシトシンとの関係を語られていて、ちょっと面白い。

でも残念なのは、本に「波動医学が量力力学で証明され始めている！」と書かれているのですが、その部分がちょっと薄い・・・人間の五感を超えた、オーラ等のエネルギー体の説明に加え遠隔ヒーリングの有効性を書いてはいますが、できれば、何故どのように遠隔ヒーリングが効くのか、突っ込んで欲しかったです。でも、読者層を考えたら、これが限界かな・・・

世界保健機構（WHO）（1999）の「健康」の定義は、
“Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity”
「魂」の健康も、健康の定義に入っており、この本の著者、高橋先生も引用されています。魂、それは肉体の五感を超えた自分。その「魂」の本質が何か、はまた別の機会にお話しするとして、魂の健康は、身体・精神の健康につながると、80年前にバッチ博士も言及しています。

加えて、その魂の「波動」は、時空を超えます。特に、肉体を無くした魂は。

ここがね、科学者のネックです。実験では証明できないから、ケーススタディを集めるしかない。でも、多くのミディアム達（私を含む）は、それを証明しています。宇宙の成り立ちや今の状況を考えると、そう考えざるを得ない。

この部分に関しては、科学的に証明は難しいとしても、分かりやすい解説本を自分で書くしかないかなぁ・・・とちょっとだけ思っています。

もちろん、私のスピリチュアリズムの講座ではご説明していますけどね（でも、もっと詳しくする必要があるかな）。

今、同じ題材の別の本を読んでいます。30年前に書かれた、アメリカの医学博士の本。ちょっと難解ですが、ホメオパシー、フラワーレメディ療法、クリスタル、ヒーリング等にも触れられています。残念ながら、波動の効き目は、時空を超えられていませんが（笑）。

読み終えたら、感想をアップしますね。

何れにしても、身体の健康は感情・精神・魂の健康と密な関係にあります。

どうぞ心穏やかな週末をお過ごしください。