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なんでも信じちゃう方へ…Critical Thinking(批判的思考)のススメ

なんでも信じちゃう方へ…Critical Thinking(批判的思考)のススメ

こんばんは、ひとみーなです。

本日のシンガポールの午後は嵐。思いっきり低気圧が勢力を振るい、こういう時は私も具合が良くなくなります。今は天気も体調も落ち着きました。

さて、本日は情報の取り方の話。

シンガポールにいる私は、テレビ(日本のNHK、民法を含む)を見ません。
その代わり、インターネット(フェイスブック・ツィッター等)で情報を収集します。その中で、良く、「情報弱者」という言葉を耳にします。

それは一体なんでしょう?

こちらで大学院の勉強を始めた頃。私は、ベースが心理学ではなかったので、大学院カウンセリング学科に入る前に、半年間・2科目、その準備段階のコースに入らねなければらいませんでした。カウンセリング学科は教育学部の下にあったので、そのブリッジコースとして。

最初の数回の授業が、「クリティカル・シンキング(Crhitical Thinkng)」、つまり、「批判的に考える」コースでした。

日本の教育制度上、私達は教科書に書いてあることが全て、と教えられている気がします。そこに書いてあることが、ひょっとしたら違うかもしれない、とは微塵も思っていなかったかも。

文章として書かれていうものに対して、何も疑いを持たず、正しいと思っていた(!)にとっては、一語一句、疑ってかかるというのは、もう、目からウロコ、何枚禿げたか、わかりません。(それまで、法律という、畑の違う勉強方法をしてきたから、なおさら。)

大学院の各期末には自分の選んだテーマについての何千字もの小論文(エッセイ)を提出するのですが、そのために、テーマに沿った学術論文や文献を何十本も読まねばならず、非常に難儀をしました。学術論文は、その学者の自分の結論を裏付ける別の論文が存在するので、読みこなすのにそれほどの労力入らないんですが、学者の執筆する「本」を参照する場合、その人の「私見」が多くを占めるので、それが「本当か」を検証するのに時間と労力がかかります。

相当鍛えられました(笑)。そして、この現状での情報のあり方について、考えさせらえれました。

今や、インターネット(フェイスブック・ツィッター等)でえられた情報については、 その理由づけがはっきりしているモノ以外、信用していません。

要は、

信頼できる情報(証拠のある情報)
信頼できない情報(状況証拠しかない情報)
その間のグレーな情報

に自動的に分類しています。

この分類に関しては、「感情」を排除します。
ああいう状況はかわいそう、こうなっては絶対にいけない、こうあるべきだ、などという社会的理想・個人的感情は、状況を見間違える可能性が高いからです。

なんでも信じちゃう方へ・・・
世の中には、報道偏向というものがあって、都合の良いようにTVや新聞で報道されることが多いんですよ。
それじゃなくても、人から言われたこと、受けた講座で先生に言われたことを鵜呑みにするのは、危険。
情報弱者にならないためにも、
それが、感情的なものなのか、証拠がある言論なのか、ちょっと考えて見てください。

そして、自分の行動を決めてください。

あー。なんか、小難しくなった今日のブログでした。

ま、とりあえず、ゆっくりとお休みください。

About The Author

Hitomi Sano
La Vita Counselling & Spiritual Care代表
佐野 仁美 | Hitomi Sano

心理カウンセラー・サイコセラピスト
バッチ財団登録 プラクティショナー(BFRP)
スピリチュアリスト・ミディアム&ヒーリング・ミディアム
通訳・翻訳(金融、企業法務、心理カウンセリング、スピリチュアル全般)
英国Supiritualists’ National Union (SNU) 正会員, SNU 認定ヒーリング・ミディアム

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