日本人の、完璧主義
こんばんは、ひとみーなです。
シンガポール・ローカルのカウンセリングをやっていると、よく同僚のカウンセラーから、「日本人とシンガポーリアンと、カウンセリングの違いってあるの?」と聞かれます。わたしは常々、「みんな抱えている問題はそれぞれだし、あまり違いは感じたことないよ」と答えてきました。
抱えている問題って、多くは、配偶者との関係性だったり、子供の問題だったり、人間関係だったり・・・まあ、私のローカルのお客様は低所得者層だったりシングルマザーだったりしたので、財政問題から来るストレスや絶望感というのもありましたけど。
でも最近になってようやく、日本人はある意味、「完璧主義」からくるストレスが多いのかな、と思うようになりました。
「完璧主義」—Perfetionism。
これは私の大学院時代のリサーチテーマの一つでもありました。
著名な海外の論文によると、完璧主義はおおよそ3つに分類されます。
親の期待に応えたいという完璧主義
他者や社会の期待に応えようとする完璧主義
そして自分自身の理想を叶えようとする完璧主義
そして、それが完璧にいかないという現実とのギャップからくる、恐れ、絶望、諦め、怒り、悲しみ、逃避、等々。
もちろん、これは周りの人にも多大な影響を与えます。
完璧主義を持っている人が家族、子供や友人に求める完璧さや、
完璧にできなくて悩んでいる人が与える、家族や子供、友人に与える影響。
思い当たること、ありませんか?
自分も周りも、苦しくなってしまいますよね。
多くある理由の一つとしては、「完璧」「期待通り」にならないと、親や周りの人から認められないのではないか、とか、愛されないのではないか、という「恐れ」というものがあります。人それぞれなので、これは本当に一例にしか過ぎませんが。
完璧でなくても、何も心配いりません。いいんですよ、別に。
誰も100%パーフェクトではありませんし。
基準を決めているのは、自分。
楽になってみましょう。
詳しくは、また後日、気が向いたら書いてみようと思います。
因みに、バッチ・フラワーレメディの「ロック・ウォーター」は、これに良く効きます(笑)。
では、素敵な夜をお過ごしくださいね。