「マンドフルネス」の可能性
こんばんは。今日も、心理カウンセラー・サイコセラピストのひとみーなです。
マインドフルネス・セルフ・コンパッション(MSC)の5日間コース、本日、無事終了しました。
参加者のほとんどがメンタルヘルスケアのプロであり、彼らとのグループワーク、シェアリングは、本当に参考になりました。
彼らはシンガポールの中でも最高の教育を受けており、彼らの患者の多くは、治療費を払える(もしくはCPFからの控除を受けれる)シンガポーリアンやExpatの外国人。残念ながら、プリズン・カウンセラーや低所得者層を扱うプロたちは参加していません。やはり、予算が出ないのかなぁ・・・
前にも書きましたが、もともとマインドフルネスというのは、原始仏教の八正道(正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)のうちの「正見」に相応した「正念」(正しいヴィジョンからくる正しいマインドフルネス)であり、その八正道それぞれが有機的に連関思想後に浸透しあった修行システム。
そのうちの一つだけを取り上げる、オリジナルと違う「マインドフルネス」の風潮に対して、私はネガティブな印象を持っていました。私は適用していたのはほんの、ほんの一部。
でも、5日間のフルコース(通常は、週1回、8週間のコース)を体験してみて、これはこれとして、原始仏教のものと切り離して考え、「しんどい想い(Suffering)をしている人たちにシェアしていきたいと考えて見ます。
もちろん、これを私が消化するには、継続的なトレーニングが必要ですが、早ければ年末、遅くとも来年前半までにはワークショップのプログラムを完成させようかと思っています。
もちろん、ピンときた方にはすぐにでも、一部のテクニックを使って「しんどい想い」の解決のお手伝いをさせていただきます。ご連絡くださいね。
それでは、素敵な週末をお過ごしください。