英国Arthur Findlay College便り〜2018年夏(2)
こんにちは、ひとみーなです。
前回は「トランス」のコースの私のグループがとんでもなく自由な雰囲気を若干お伝えしました。
今日は、ちょっとだけ内容を。
一言で「トランス(変性意識状態)」といっても、スピリチュアリズムの実戦においてその種類や使い方は無限にあるように思います。トランス状態の浅い順に、今回学んだことは、
- トランス・コミュニケーション*
- トランス・ライティング / ドローイング
- トランス・スピーキング / アセスメント
- トランス・ヒーリング
完全なトランス状態に入ってしまうと、自分の顕在意識がなくなってしまい、実際何が起きているか覚えていないことになります。ヒーリングを行っていると、時間の感覚もなくなります。
ここで大切なのは、
トランスを行うミディアムが、
どれだけ自分の指導霊と密な信頼関係を築いているか、
そして、
この能力を使う前提として、ちゃんとフィロソフィー(哲学)を備えているか、
になります。
通常の霊界通信よりも、若干高度なテクニックになりますので、使い方を一歩間違えると、ミディアムの「エゴ」、例えば、自己顕示欲、名誉欲に繋がります。そうなってしまったら、ミディアムは新たなカルマを作ってしまうことになるんですね、残念ながら。
トランスができるようになって、嬉しくなって、パフォーマンス的に使ってしまっているクラスメートを見て、ちょっと悲しくなりました。
トランスから繰り出される指導霊、スピリット界のメッセージは、より深い「無条件の愛」。そこだけは、きちっと押さえておきたい所です。
さて、昨日夜から、AFCでジャパニーズ・ウィークが始まりました。
今週1週間、私は先生、そして霊界の通訳として働きます。どうなることやら(笑)
みなさま、良い1日をお過ごしください。
*トランス・コミュニケーションとは、エビデンシャル・ミディアムシップ(証明型ミディアムシップ)で、他界している個人と通信し、その人物を特定してから、トランス状態に入り、ミディアムの声を通じてその人物からのメッセージを届けるというもの。