ケーススタディ:母の喪失感を和らげる
こんばんは、ひとみーなです。
帰星後、久しぶりに風邪をひき、高熱と喉の痛みで、先週末3日間ほど臥せておりました。こちらに戻り、気が緩んだのかもしれませんね。いやいや、単に、歳なのか・・・(笑)やっと、今日あたりから咳も落ち着きました。
またまた家族の話で恐縮です。
母が、最愛の人を看取り、その喪失感を、フラワーレメディを使ってどう乗り越えたかを紹介したいと思います。もう、備忘録のようなものですね。
私は一時帰国の際は必ず、レメディをフルセット持参します。
父が脳梗塞で倒れてから17年間、母は愛情込めて介護をしていました。娘が言うのも何ですが、本が軽く1冊は書ける位、あんなに「無条件の愛」を実践した人は他に滅多にいないのではないでしょうか。でも実のところ、母はそんなにメンタルが強い方ではなく、ストレスにより身体を壊すタイプです。これまで何度も、自分が倒れてしまうという危機的状況がありました。
12月の一時帰国の際のこと。
一時的に良くなったとはいえ、死期が近づく父を見て、母は動揺しないはずがありません。滞在中、必要なレメディ(オリーブ、クレマチス、ホワイトチェストナット(後述))を飲んでもらったら、母は、朝スッキリ目覚めた、ぼうっとしていた頭がスッキリした、と、すぐにその効き目を実感したようです。
シンガポールに戻る前、私は母用のフラワーレメディを選び、内容と飲みかたを説明し、置いてきました。先日の帰国の際は、母は30mlボトルをほぼほぼ全部飲んでくれていました。
父の帰幽後、母は父に対して「本当に長い間、病気で不自由で、最後は痛みもひどい状態だったけど、その痛みからやっと解放されてよかったね、お疲れ様。今までありがとう」と、言葉をかけていました。そして「私は10年分寝たいわ」と言いました。
気丈にも通夜、告別式を終え、私と二人で外に食事に出た後の帰り道、急に母の足に力が入らなくなり、歩けなくなりました。
力落とし、とは、まさにこのこと!全身の力が入らなくなったのです。
それはそうでしょう。完全に寝たきりになった父のベッドの傍に4週間も座り続け、父に話しかけ、夜中でも、呼吸が苦しそうになったり痛みを訴えたら背中をさすりつづけたのですから。
それから、ほぼ3日、歩けず、寝たきり状態。
「寝たいのに眠れない・・・」
「もう私のお役目は終わったから、このまま死なせて・・・」
「睡眠薬、たくさん頂戴、そしてそのまま寝かせて・・・目覚めなくてもいい」
2日間、うわ言のように、そう訴えました。
母は心身ともに限界を超えていました。母にとっては、父は生きる希望だった。そう思います。
食事は取れなくてもとりあえず水分だけは、と思い、私は、蜂蜜を薄く溶いたお湯に、オリーブ、ホワイトチェストナット、マスタード、ウォルナット、レスキューを数滴垂らし、3、4時間おきに飲んでもらいました。
そうしているうち、母は寝息を立てて寝るようになりました。眠れないと訴えていたの(笑)。
3日目にやっと起き上がる気力ができ、色々話しました。
通夜・告別式に出てきてくれた高齢の伯父たちも、満身創痍。長年、本当にひどく患っているけれども、本当に明るく前向きに生きて居ます。これも、本が数冊、書けるくらい。彼らのことを思うと、2、3日倒れたくらいはどうってことない、頑張らなきゃ、と気力が出てきたようです。
そんな母に調合したレメディは、以下の通りです。
• オリーブ:心身の疲れ
• クレマチス:ぼうっとして、現状にフォーカスできない
• ホワイトチェストナット:頭の中で色々考えすぎて、よく眠れない
• オーク:疲れを知らずに働き、後で倒れる
• エルム:ひょっとしたらダメなのではないかと言う自信喪失
• マスタード:突然の鬱
• レスキューフォーミュラ:パニックやショック、自己コントロールができない
父を亡くして約3週間。
母は思ったよりも元気に、まずは体力の回復に注力しています。ちゃんと食事も作っているようです。レメディは彼女には即効性があるようで、お気に入り。
良かった・・・
こういう風に、フラワーレメディは日常生活に気軽に使っていただけます。
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また明日からの1週間、良い日々となりますよう。