元受刑者との感動の再会
こんばんは、ひとみーなです。
ブログネタを色々リストアップし始め、もう少し頻繁にアップしようと思っていた矢先、どうしてもこれは今日書きたい!ということがあったので、今、書きます(笑)。
今日はボランティア・デイ。(ライフワークになりつつある)サルベーション・アーミーでの受刑者の子供達との交流の日でした。
今日はいつもと違う趣向で、子供達とそのケアをする家族とみんな一緒に、ゲームで一日遊ぶ、というプログラム。ミニサッカー、バスケ、バドミントン、アーチェリー等々、小さな子供も遊べるようなゲームがたくさんあり、約100名以上が参加し、最後はラッキードローで、スーパーのバウチャーやお米(これ、この家族たちにとって非常に大事)が当たる、とても楽しいイベントでした。
スタッフの一人が、一人の男性を私の前に連れてきました。
見覚えがある人です。
挨拶し、懐かしそうに握手をしてくれ、私はお恥ずかしながら「あれ?どっかで会ったよね?何処だっけ?」と質問してしまいました。どうしても、どこで会ったか思い出せません。
「塀の中で会ったね」
その男性はそう答えました。
そう!元受刑者!
塀の中のセッションで、3回ほど会っていました。
そのセッションでは、自分の3人の子供達に一生懸命手紙を書いていました。
塀の中では丸刈りの頭でしたが、今日はちょっと髪が伸び、なんと茶色に染めているではないですか。見違えました。
そして、私のことを覚えていてくれたことに何よりもびっくり。そして超感動。
「今日は時間があったので、手伝いに来たんだ」
そう言い、他の受刑者の家族のほとんどに積極的に声をかけ、おやつを配り、子供達を誘導し、もうフル活躍。今日一番の働きだったのではないでしょうか。
彼は、塀の中にいた時の自分の家族を思い出していたのだと思います。そして、自分と自分の家族がサルベーション・アーミーのこのプログラムで、ある意味救われたのでしょう。
そして、今日来ている家族のパパやママが未だ塀の中にいることを思い、一生懸命にその家族をサポートする姿を見て、私は心から感動しました。本当に嬉しく思いました。
恩返し、彼はそう思っているかもしれません。
元受刑者は職に就くのが大変なのですが、彼は現在はカスタマー・サービスという職に就き、毎日ハードワークをこなしているということです。仕事が忙しくないと怠けてしまうから、そうも言っていました。もう道を踏み外したくない、そして家族に悲しい思いをさせたくない、そんな強い思いを感じました。
帰り際に、「また会いましょう」と固く握手を交わしました。なんと力強い握手だったか。
麻薬使用の犯罪者の再犯率が高いシンガポールですが、彼はきっと、家族のためにこれから頑張れる、そう信じます。
そして、また来年のこのボランティアのプログラムで、彼と再会できたらいいな、そう思います。
受刑者・元受刑者に顔が割れている珍しい日本人の、ひとみーなより。
素敵な夜を!
ひとみさん、こんにちは。
お久しぶりです。<(_ _)>
素晴らしい活動に感動です。
私もいつか ひとみさんのように活動したいなと思うところです。
スピリチュアリズムを学び実践する事は とても素敵な事だなと思います。
ひとみさんのブログにて、活力をいただけます。
優しくて温かくて時にしなやかに強く。
敬います!
ありがとうございます。
私自身も出来ることを頑張って進んでみます。
感動をありがとうございます。
nao
こんにちは。コメントありがとうございました。
私も日々迷いながら過ごしています。まだまだ学びのはるか途中ですが、目の前に出されたお題を一つ一つ丁寧に取り組もうと頑張ってます。
naoさんは素晴らしい才能を持っていらっしゃるので、是非をそれを引き続き必要な方にお届けしてくださいね!
共に頑張りましょう!
ありがとうございます。