亡き父との再会
こんばんは、ひとみーなです。
イギリスから帰って約一週間ほど経ちましたが、まだ時差ボケが治らず・・・
イギリスにいた時は、午前4時に目が覚め、午前5時にはバリバリ活動始められたのに、シンガポールでは、朝起きるのが本当にしんどくって・・・あまり気にするとストレスになるので、時間がある時、ちょっとだけ仮眠をとりながら、時間が解決してくれるでしょう、そう思っています。
さて本題。
ミディアムというお仕事は、亡くなった方とコンタクトを取り、残された遺族や友人・知人の方へのメッセージの仲介役を果たすというものです。つまり、亡くなった方は、肉体を無くしても、その魂は存在しているということの証明になります。
このブログをお読みいただいている方はご存知かと思いますが、3月に父を亡くしました。私は父がいつ会いに来てくれるのだろうと、心待ちにしていました。
10月頃、日本にいる友人とスカイプでミディアムシップの練習をしていた時、1回だけ来てくれたことがありました。その時の様子は・・・
友人「お父様らしき方がいらしてるのですが・・・料理にこだわりがある方ですね。その方はよく船で釣りに出かけていて、そして魚が釣れなくても、他の人の魚をもらって帰ってくると言っています。」
まさに、父です。
父の趣味は海釣り。伊豆でイシダイを狙っていましたが、なかなか釣れず、サバをよく持って帰ってきました。そして、長年の研究を経て、塩に何秒、酢に何秒つける独自のしめ鯖は絶品。
この亡き父からの「エビデンス(証拠)」を母に伝えたところ、大爆笑。「そう、それ、絶対パパ!毎回魚をもらってきてたのよ〜」。 他の人が捨ててしまう魚をもらってきては、綺麗に捌いて処理をし冷凍庫に保管、家に遊びにくる外猫のご飯にしていました。
でも、それっきり、父からの音沙汰はありませんでした。
今回のイギリス研修の2週目の2日目、イタリア人女性のミディアムとペアで組んだ時の事です。
イタリア人「お父様らしい人が来ています。・・・ずっと会話ができないようでしたね。長年病気だったのでしょう。」
私「何年病気だったか、わかりますか?」
その人はしばらく無言でしたが、こう言いました。
「17年。」
ああ、まさに父です。父は2002年に脳梗塞で倒れ、脳の言語中枢をやられ、言葉が発せられない状態でした。17年です。ぴったり。
その日から毎日、父はイギリスでの練習に出てきてくれるようになりました。それも、毎回違う外人(イタリア人、オーストラリア人、オーストリア人、アメリカ人)。
「お父様、官庁系で一時期働いていました?」
はい、若い頃、自衛官をしていました。
「お父様は、自然にこだわりがありましたね。」
はい、父は自然が大好きで、私が小さい頃に群馬の山奥に小屋を建て、しょっちゅうそこで自然について教えてもらっていました。
「お父様は、教えるような立場にいて、多くの若い人を導いていましたね」
まさに、その通り。
その他、絶対父だな、というエビデンスをいっぱいいただきました。
その週の日々の練習中、私も、父のエネルギーを感じました。毎回、楽しそうにこの練習に参加してくれているのを感じました。
もともと父は、目立ちたがり屋。こうやってミディアムシップで地上の私たちと意思疎通ができることを喜んでいるようです。
人間は、肉体が死しても存在する。
それが当たり前。
それを広くお伝えできたらいいなと、
そしてそれがお伝えできたら、愛する人の肉体を失って悲しみにうちひしがれている人を救うきっかけになるのにな、
そう実感しました。
ウチのパパは、霊界で超元気です。
今後もミディアムシップに登場する気満々です(大爆笑。どんだけ目立ちがたりなのかw)。
もっと出てきてもらって、向こうでの生活の様子を伝えてほしいな、そう思っています。
それでは皆さま、良い夜を・・・