
故人を感じ、悲しみを癒す
こんばんは、ひとみーなです。一時帰国で、月曜から東京の実家に滞在しています。
以前、ご案内させていただいた「3人のミディアム、スピリチュアル・グリーフケア・ワークショップ」のため、西宮のテリー高橋さん、オランダの妃美香さんと、12月16日金曜日の午後にホテル集合、準備をし、気合を入れて土日のワークショップに臨みました。
おそらく、日本人のミディアムがこのようにスピリチュアリズムの観点からグリーフケアに取り組んだワークショップを開催するのは初めてではないでしょうか。
企画の打ち合わせはスムーズそのもの。内容を決定し、役割分担をし、ご案内をし、
そして、関東甲信越、関西圏、四国から、真にグリーフケアが必要とされている方々が参加してくださいました。
初日、参加者さんは不安な面持ちで会場入りされました。もちろん、その時の空気は重く、この後どうなるか期待と不安の入り混じっていました。
瞑想、レクチャー、ヒーリング、グループワーク・・・
参加者さんは皆、最初は悲しみ、悔しさ、自責の念など多くの涙を流していました。故人を忘れて幸せになってはいけないのだと、自ら自制し苦しむ方もいらっしゃいました。
ですが、プログラムを進めるごとに、参加者さんの様子が変わってきました。
「瞑想中、亡くなった主人を思わない時間があったことにビックリしました」「そんな時間が新鮮で、昔はそうだったと思い出しました」そんな感想も。
少しずつ参加者さんの内側に変化が起こり始め、故人を感じる瞑想では、ほぼ全員が愛する方と繋がれました。
そうです、ミディアムという第三者を介せずとも、ご自身で故人をしっかり感じられていました。今でもそばにいてくれている、そう実感されていました。
2日目は朝から、皆さんの顔が全く違っていました。明るい!前日とは大違い。前日に出した宿題が功を奏したのでしょうか。
2日目もレクチャー、ヒーリング、など、ここでは書ききれないワークを行い、参加者間の信頼や絆も深まり、愛あふれる空間に変わっていきました。故人がそばにいてくれているという確信が、その悲しみを癒すことになりました。
3人のミディアム、そして参加者全員のスピリットガイドに見守られ支えられながら、
最後は全員、笑顔で集合写真を取りました。
私は「心理カウンセラー」という立場でグリーフのクライアントに携わることがありますが、スピリチュアリズムの第4綱領「魂は死後も永遠に存在する」ということに触れずにケアを行うことは本当に難しいです。
故人は肉体はなくとも未だ存在し、そして地上の愛する人を見守り支えてくれているということを信じ、そして自分で感じることが、グリーフケアの第一歩かもしれません。
また、その故人が今、地上の人に何を伝えようとしているのか、故人の立場だったらどんな言葉を伝えてくれるだろう、そう想像することによって、何かまた違う世界が見えてきます。
今回、このワークショップに携わることができて、本当に嬉しく、大きな経験をさせていただきました。このご縁をいただいたテリーさんや妃美香さん、そして参加してくださった皆様、霊界の故人の方々と指導霊に、心から感謝申し上げます。
またいつか、このようなワークショップができたら・・・そう思います。
もしワークショップのリクエストがあったら、ぜひお聞かせくださいね。
*2023年上半期 「ミディアムシップ・プログラム」木曜夜 隔週開講!次回は下半期です。
*2023年1月開講 オンライン「スピリチュアリズム入門 魂のフィロソフィー講座」、水曜夜に開講! 次回は4月講座になります。
ご興味のある方はどうぞご連絡ください。