今をどう生きますか？

こんばんは、ひとみーなです。

驚きのニュースが舞い込んできています。今日もスペインの王女の訃報が流れてきました。

そして何と言っても、コメディアンの大御所・志村けんさんの突然の訃報。つい先日、新型コロナウイルスで入院されたと報道で聞いたばっかりなのに。

このニュースは、すべての年代の人に衝撃を与えたと思います。私も、かなりショックを受けました。
お茶の間の人気者が新型コロナウイルスに感染し、あっという間に亡くなってしまうなんて。
命というものが思っていたより儚いものだと、感じてしまいました。

より一層の警戒心を持ち、不要の外出は控える、大勢の人が集まる場所や居酒屋・カラオケは控える、マスク・手洗いなど、できる限りをしていきましょう。

これは私たちみんなの命に関わる問題です。
自分だけでなく、他人の命にもかかる問題です。

残念なことに、志村さんもスペインの王女も、そして他の方々も、どこからかこのウイルスをもらってきてしまいました。

そうはいっても、この世に生まれた人間は、いつかこの世を去ります。
それは、有名人だろうが、貴族皇族だろうが、地球の裏側に住んでいようが、死は皆に平等に訪れます。

どんなに頑張っても、この肉体の耐用年数は、100年から120年。
最後には肉体は衰え、骨も筋肉も消化・代謝・呼吸機能もすべて衰えていき、そして静かに命の炎が消えていきます。
その肉体がどれだけの間、使えるのかは、つまりこの世で生きられるかはその人次第です。乳児・幼児で亡くなる人もいれば、若くして亡くなる方もいます。病気で長く闘病する方もいます。
病気の原因は、食事の偏りだったり、酒・タバコだったり、働きすぎや心配すぎなどという心のストレスだったり、
病気だけでなく、その土地の天災やテロ・戦争で亡くなる方もいます。

死に至る理由やきっかけは人それぞれ。
そして死が訪れるタイミングも人それぞれ。

でも、死んでも、魂は生きています。
でも、死んだら、その資産や名誉は、あの世に持っていけません。
魂だけがあの世に行きます。

魂の輝き。
この世で生きている間に、どう生きるか、が、その魂の輝きを決めます。

ネットのニュースでは、志村さんの場合、銀座のクラブの収益を助けるために積極的に通い、お金を落としていたようです。志村さんなりの「善意」です。
もしそれが真実であるなら、私は素晴らしいと思います。
確かに、酒・タバコや食生活には問題があったかもしれませんが、そうやって自分ができることをし、人を助けていたのであれば、彼の魂も納得しているかもしれません。もちろん、やり残したことも多くあるでしょう。

私たちの肉体の期限は、いつ、どこで、途切れるかわかりません。
今自分で思っているより、短いかもしれません。

今回の新型コロナウイルスのように、先日までピンピンしていた人でもあっという間に世界中で数万人亡くなってしまいました。まだ増えるかもしれませんし、次は自分かもしれません。

だから、どうせ死んだら何もかも無くなるんだから、今、六本木で大騒ぎしよう、美味しいものを食べ尽くそう、パチンコで時間潰そう、今しかできない悪さを十分にしよう、そういう自暴自棄的な、刹那的な生活を送ることを勧めてはいません。

身体は無くなっても、魂は生きています。私たちの考えや行動はすべて、魂に記憶され、そしてあの世でどれだけ輝けるかになるのです。

この世での命は限られています。
そしてこの世でこの身体を持っているからこそできることも、限られています。

私たちは、一人では生きていけません。

いろんな形でいろんな他者と関わって生きています。
それが、野菜やお肉を生産してくれている方、それを配給してくださっている方、売ってくださっている方、
今住んでいる家や近隣の道路を作ってくれる方、電車やバスを作ったり、動かしたりしてくれている方、
私たちの生活に関連する地方自治体や政府だったり、
過去や現在の人たちのすべての努力の上に、私たちの生活は成り立っています。

そして何より、私たちを支えてくれる身近にいる人々。親、パートナー、子供、友人等々。お互い、支え支えられていきています。

今この状況は命に関わること。

自分のために、そして関わる他の命のために、
今をどう生きるか。
どう自分と向き合うか。
この状況をどう乗り切るか。
そしてどういう経験が魂に刻まれるか。

一人一人考え、そして実践していきたい、
それをお伝えしたい、そう思いました。

最近重たくてごめんなさい。
どうぞみなさま、お体には十分気をつけて、そして良い夜を！